私は、この数十年、物流業界で仕事をしてきました。

2017年（平成29）2月アスクル倉庫大火災では、スプレイ缶などの危険物爆発があり、放水による消火活動が出来ず被害が拡大しました。それ以降、化学品物流、とりわけ、危険物取扱・保管に関しての環境が大きく変わり、コンプライアンス順守、実践が絶対に必要な時代になりました。

　今後その需要は増大すると見込まれましたので、危険物取扱の仕事をしてみたいと思い、危険物取扱に特化した倉庫を建設しようと決心しました。
　思いが叶い、常磐高速道土浦北インター近くに土地が見つかり、土浦危険物倉庫（2棟）を建設して開業できましたのが2020年3月のことでした。続いて、翌2021年1月に下妻第一危険物倉庫（2棟）をオープンしました。それは、土浦倉庫・下妻倉庫ともに、乙種4類危険物のみを取扱う危険物倉庫でした。

　以来、危険物取扱倉庫業に特化して運営を進めるうちに、4類以外の保管取り扱いの問合せが増えてきました。そこに、1類から6類までカバーできる倉庫の必要性を痛感しました。そんな時、良い土地とのご縁に恵まれて、下妻第二危険物倉庫建設にたどり着き、2023年6月に1類～6類まで取扱える経営が出来るようになりました。

「危険物のスペシャリストから未来に挑戦する」の経営理念の下、国際規格ISOを取得し品質マネジメントの改善活動を実施しております。また、社員全員が危険物取扱免許を取得して、お客様の期待に応えられるよう頑張っております。「一隅を照らす」を念頭に、危険物取扱者として安全安心な地域社会創りに貢献して参ります。今後とも、より一層のご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。